生命保険の仕組み>胃がんの治療費は？医療保険の入院給付金日額はいくらに決める？

医療保険とは、入院したときや手術をしたときに給付金が
支払われるものです。
まず、加入するときには、入院給付金日額を決めます。
では、いくらに決めればいいのでしょうか？

将来、自分がなるかもしれない病気なんてわかりませんよね。
ましてや、その病気にかかる手術代、入院日数、差額ベッド代、
交通費なんかもわかるはずがありません。

また、「俺は、病気には絶対ならないぞ！」とはいっても
どこにもその保証はありませんよね。
それがわかれば、保険なんて必要ありません。

では、病気や怪我をしたときには、いったいどれくらいの治療費が
かかるのでしょうか？

代表的なものをちょっとあげてみますね。

胃がんは２８日の入院で１２１万円、
脳梗塞は３８日の入院で１１６万円、
急性心筋梗塞は１９日の入院で２１７万円、
乳がんは２０日の入院で８１万円、
子宮筋腫は１１日の入院で５５万円、
結腸がんは２９日の入院で１１７万円、
大腿骨頸部骨折４５日の入院で１４５万円

といったところです。
他の病気については、ホームページなどで調べてみてください。

平成１９年度生命保険文化センターの調査によると、
１日あたりの医療費（自己負担額）の平均は、

２０，１００円

になっています。

また、食事代や差額ベッド代等を含む、高額療養費制度による払い戻し前
の平均となっていますので、実態の部分はもう少し下がるかもしれません。

こうして見てくると、少なくとも日額５０００円〜１万円は必要です。
また、保険会社にもよりますが、日額が１万円以上になったら審査が
必要になる場合もあります。
さらに、それぞれの入院日数もよく見てください。