生命保険の仕組み>高額療養費制度の注意点と健康保険限度額適用認定証について

先ほど、差額の２１万２５７０円が３〜４ヶ月後に払い戻し
されるといいました。
こんなにあとからお金が戻ってくるのは待ち遠しいですよね。
しかし、喜んでください。

実は、２００７年４月から立て替え払いをする必要がなく
なったのです。
つまり、それぞれの所得区分の上限額を支払えばOKという
システムができました。

じゃあ、つぎにどうすればいいのかお話しますね。

自分が加入している健康保険から「限度額適用認定証」と
いう書類をもらって病院に提出してください。
先ほどの例でいうと８万７４３０円を窓口に払うだけで済みます。
簡単でしょ。
ぜひ覚えておいてくださいね。

あと高額療養費制度についていくつか注意点があります。

・高額療養費の計算は、毎月１日〜月末で適用されます。
月をまたぐとそれぞれの月で計算されます。
・病院を変わった場合なども、別々の計算になります。

・直近に入院して、こんな制度があるの知らなかったという人は、
診療を受けた月の翌日１日から計算して２年以内だったら
いまからでも申請が可能です。

・入院のときの食事代、差額ベッド代、先進医療の先進技術部分
などの負担は、対象外になります。

・過去１年以内に４ヶ月以上高額療養費を適用したら自己負担額
がさらに下がります。